2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『風の大陸 第二十五部 大祭司』

風の大陸〈第25部〉大祭司 (富士見ファンタジア文庫)竹河 聖 by G-Toolsファンタジー。 竹河聖の描く大長編大河ファンタジーの25巻目。前巻までで、太陽帝国編のメインストーリーが終了し、この26巻は、ローダビア編への橋渡しとなる話。といっても、た…

『風の大陸 第二十四部 白光』

風の大陸〈第24部〉白光 (富士見ファンタジア文庫)竹河 聖 by G-Toolsファンタジー。 ついに太陽帝国編が一応終了。長かった。アドリエ編が1〜8で、太陽帝国編は9〜24だから、倍近い分量。時間的にも1994年から2003年だから、10年近い。凄い…

『着信アリ』

着信アリ(通常版・2枚組)柴咲コウ 堤真一 吹石一恵 by G-Toolsギャグ、コメディ。 えー、ホラーではありません。コメディです。それも、失笑系の。すべり笑いみたいな。ツッコミどころ満載で、いちいち突っ込んでられないレベル。 それで、どんな映画かとい…

『リクルート』

リクルートアル・パチーノ コリン・ファレル ブリジット・モイナハン by G-Toolsスパイ、アクション。 アル・パチーノ、コリン・ファレル共演のスパイもの。普通のスパイものとの違いは、二人がCIAの教官と生徒という設定。で、この設定をいかして、序盤…

『風の大陸 第二十三部 有罪か無罪か』

風の大陸〈第23部〉有罪か無罪か (富士見ファンタジア文庫)竹河 聖 by G-Toolsファンタジー。 大河ファンタジー『風の大陸』シリーズの第23巻。前巻で告発されたカリスウェンの行方、カリスウェンの救出へと動く軍部など、いよいよ太陽帝国編の終盤へと向…

『コールドマウンテン』

コールドマウンテンジュード・ロウ ニコール・キッドマン レニー・ゼルウィガー by G-Toolsラブロマンス。 ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン共演のラブロマンス大作。南北戦争が二人を引き裂き、女は男の帰りを待ち、男は再開を夢見て故郷をめざす。 作…

『トリニティ・ブラッド R.A.M.3 ノウ・フェイス』

トリニティ・ブラッド―Rage Against the Moons〈3〉ノウ・フェイス (角川スニーカー文庫)吉田 直 by G-ToolsSF、アクション。 アニメも放映中の『トリニティ・ブラッド』、短編集『R.A.M.』の側の第3巻。確かにコミカルな話と、ソードダンサーが主役の外…

『ゴシカ』

ゴシカハル・ベリー ペネロペ・クルス ロバート・ダウニー・Jr. by G-Toolsサスペンス、ホラー? ハル・ベリー、ペネロペ・クルス共演のサスペンス、ホラーなんだけど、まあ、サスペンス>ホラーなので、恐怖感を求めるとガッカリかな。 話としてはありがち…

『黄泉びと知らず』

黄泉びと知らず (新潮文庫)梶尾 真治 by G-ToolsSF、短編集。 映画化もされた梶尾真治の『黄泉がえり』のアナザーストーリー1本を含む短編集。 この”1本”ってのがなかなかやっかい。もちろん、表題作『黄泉びと知らず』は、『黄泉がえり』を読んだ人、見…

『黄泉がえり』

黄泉がえり (新潮文庫)梶尾 真治 by G-ToolsSF。 あらかじめ言っておくと、映画版の方を先に見てから読んだので、そういう感想になってます。あしからず。 舞台はは熊本で、突然死んだ人たちが生き返り、家族のもとへと戻ってくるという怪現象が発生する中…

『ロケットガール』

女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)野尻 抱介 SF。 野尻抱介といえば、オーソドックスで良質なSFを、ライトノベルというフィールドで提供してくれる数少ない作家。もちろん、『太陽の簒奪者』みたいな、ハードSFも凄…

『武官弁護士エル・ウィン』

執行猶予のバカンス―武官弁護士エル・ウィン鏡 貴也 by G-Toolsファンタジー。 第十二回ファンタジア長編小説大賞準入選作。大賞のなかなかでない富士見なので、準入選でも期待値は高くなる。その分、評価も厳しめになるのかも。 タイトルの”弁護士”の所に反…

『地球の静止する日』

地球の静止する日マイケル・レニー パトリシア・ニール ビリー・グレイ by G-ToolsSF。 SF映画史、いや映画史に残る古典的名作。宇宙人が宇宙船から下りてくるシーンは有名。残忍な侵略者じゃない宇宙人が、地球の危機を知らせに来るというのがメインス…

『デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士』

放浪の戦士〈3〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)茅田 砂胡 デルフィニア戦記 第1部 中公文庫" /> by G-Toolsファンタジー。 放浪の国王と、謎の美少女との邂逅から、世界と歴史が動き出すっていう感じの、典型的なヒロイックファンタジー。フォーマット…

『キル・ビル Vol.2』

キル・ビル Vol.2ユマ・サーマン デヴィッド・キャラダイン マイケル・マドセン by G-Toolsアクション? 奇才クエンティン・タランティーノの怪作『キル・ビル』の第2弾。というか、vol.1とvol.2で一つの作品。なのに、中身となるとこれが続編かと思うぐら…

ケロロ軍曹、結構痛いとこ突いてるよ……

久しぶりにアニメの感想を少々。というのも、ケロロ軍曹の第67話、Bの方「ケロロなあ、ゲームを作ろうじゃないか」がわりと痛いところを突いてると思ったから。<以下ネタバレ> 話は、ケロロ軍曹が夏美がゲームに熱中してるのを見て、あさはかにも。これ…

『パラサイトムーン 風見鳥の巣』

パラサイトムーン―風見鳥の巣 (電撃文庫)渡瀬 草一郎 by G-Tools伝奇? 渡瀬草一郎は『陰陽ノ京』がわりとよかったので読んでみた。迷宮神群とよばれる、異世界からやってきた神々の影響で特異な能力を得た人間たちと、それら神々を狩るものたちとの戦いに巻…

『Hyper Hybrid Organization 01‐01 運命の日』

Hyper Hybrid Organization 01‐01―運命の日高畑 京一郎 by G-ToolsSF? 『タイムリープ』の高畑京一郎、初の長編ってことで読んでみた。話としては、リアル”仮面ライダー”ただし、怪人志望みたいな感じ。 感想としては、とにかく短い。主人公がヒーローと…

『風の大陸 第二十二部 告発』

風の大陸〈第22部〉告発 (富士見ファンタジア文庫)竹河 聖 by G-Toolsファンタジー。 富士見ファンタジア文庫が誇る、いや日本が誇ると言ってもいい大長編ファンタジーの22巻目。今回は第六侯カリスウェンの心情がメインの話。全体のストーリーはほとんど…

『パッション』

パッションジム・カヴィーゼル モニカ・ベルッチ マヤ・モルゲンステルン by G-Toolsドラマ。 メル・ギブソンが私財を投じて製作した、キリストが捕まり磔にされるまでの12時間を描いた作品。公開時には、この映画をみた人がショックで死んだとか、いろい…

『万物理論』

万物理論 (創元SF文庫)グレッグ・イーガン 山岸 真 by G-ToolsSF。 『2005年版このSFが読みたい』の海外部門の一位、『宇宙消失』『順列都市』など現代最高のSF書きと呼ばれるイーガンの長編。宇宙のすべてを説明する”万物理論”を巡る話ということになっ…

『ハリウッド的殺人事件』

ハリウッド的殺人事件 コレクターズ・エディションハリソン・フォード ジョシュ・ハートネット レナ・オリン by G-Toolsコメディ。 ハリソン・フォードと、ジョシュ・ハートネット共演の刑事ものアクションコメディ。新旧の二枚目がメインということで、コメ…

『レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード』

レジェンド・オブ・メキシコ デスペラードアントニオ・バンデラス ジョニー・デップ サルマ・ハエック " /> by G-Toolsアクション。 あの非リアル系?butすげーかっこいいガンアクション映画の最高峰、『デスペラード』の続編。前作から引き続いての主演のア…

『LOVERS』

LOVERS金城武 アンディ・ラウ チャン・ツィイー by G-Toolsアクション。 『HERO』のチャン・イーモウ監督作品。ミイラ取りがミイラになって、三角関係という話。 そんなわけで、メインがラブストーリーとなっているので、前作『HERO』のような歴史活劇?をイ…

『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』

翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)麻耶 雄嵩 by G-Toolsミステリー。 いわゆる「新本格」第2世代の代表作ということなのだが、別にミステリーマニアでもなんでもない自分には、どうでもよくて、ただ面白ければいい。ミステリーはこうあるべきと…