2005-07-27 『風の大陸 第二十三部 有罪か無罪か』 ライトノベル 感想 風の大陸〈第23部〉有罪か無罪か (富士見ファンタジア文庫)竹河 聖 by G-Toolsファンタジー。 大河ファンタジー『風の大陸』シリーズの第23巻。前巻で告発されたカリスウェンの行方、カリスウェンの救出へと動く軍部など、いよいよ太陽帝国編の終盤へと向かって、いままで張りめぐらされてきた伏線が、一気に収束へと向かう、その端緒となる巻。 ここ数巻は一巻で物語内の日数がほんの数日しかたっていないという、スラムダンク状態。それだけ密度が濃いということなんだが、やはりどうしても物足りない。そして、絶妙のひきで、次への期待を持たせる終わり方。早く次を読まねば……。