2010-05-29 『ブルースカイ』 SF 感想 ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA) SF。 面白かったけど、惜しいというか、物足りない感じ。桜庭一樹のハヤカワSFレーベルでの本。魔女狩りの描写とか、作中で展開される”少女”論など、なかなか面白いのだけど、SFレーベルに対して期待されるものを考えると、本筋以外の部分での”濃さ”が足りないんだよなあ。ラノベ→SFの過渡期の作品といったところか。