『風の大陸 第二十二部 告発』

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竹河 聖

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ファンタジー
 富士見ファンタジア文庫が誇る、いや日本が誇ると言ってもいい大長編ファンタジーの22巻目。今回は第六侯カリスウェンの心情がメインの話。全体のストーリーはほとんど進んでないけど、物語としては重要な岐路といったところ。
 それにしても短い。あっというま。舞台となる世界、都市の描写(季節や風俗など)がここまで書き込まれている作品はたぶんライトノベルで他にはない。というか、このシリーズは、何冊かをまとめて、改行減らしたりして、一般のレーベルでだしても全く問題ないというか、より読み応えがあっていいと思うのだけど(デルフィニア戦記みたいに)。まあ、そろそろ終わりも見えてきたので、完結してからならあり得るかもしれないけど。