『ニューオーリンズ・トライアル』
ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決 プレミアム・エディション ジョン・キューザック ジーン・ハックマン ダスティン・ホフマン by G-Tools |
原作がグリシャムだけに、法廷ものとして、色々な”駆け引き”が次々に展開されていくのがなかなか面白かった。とは言っても、通常の法廷ものとは違って、法定内での検察と検事の対決がメインではなく、陪審員制度が主題になっていて、その点は名作『12人の怒れる男』を思い出すが、それもちょっと違う。実は、法定外での、陪審員の評決をめぐる裏の駆け引きがメイン。盗撮、脅迫、なんでもありでこれが陪審制の実体だとするなら、日本も裁判員制度ちょっと考えた方がいいかも。まあ、もちろん脚色なんでしょうけど。
それと、ジーン・ハックマンとダスティン・ホフマンが競演って煽りは無視の方向で。対決シーンあるにはあるが、量的にはたいしたこと無いので。