2009-02-22 『ダブルキャスト』 ライトノベル 感想 ダブル・キャスト〈下〉 (電撃文庫)高畑 京一郎 ミステリー? 面白かった。死んだはずの”涼介”が、偶然その場に居合わせたもう一人の”涼介”の体を借りて、自分を死に追いやった犯人を追い詰める、という感じの話。『タイム・リープ』高畑京一郎らしく、一つの体に二つの心が同居、っていうキーとなるアイディアを生かした仕掛けが随所にあって、実にらしい。 まあ、たしかに、『タイム・リープ』と比べてしまうと、仕掛けの凝り具合が物足りない、もう一ひねりあってもいいような気もしたけど、十分だと思う。なにせ、『タイム・リープ』が凄すぎるのだから。。。