朝までコース、多分5年ぶり?

仕事の付き合いの派生で、飲み会へ。23:45まで仕事してたので、お店に着いたときには、既に帰宅方法が存在せず(タクシー除く)。で、そのまま二次会のクラブ?へ。
薄ーい、水割りを飲みつつ、朝まで。疲れた。精神的に。韓国人のおねーちゃんと話したり、じゃれたりしてるのは、楽しくない訳ではないのだが、なんというか、MGSみたいに、後方視点で、自分のことを背中の方から見てて、もの凄く冷静な頭で操作している感覚がずっとしてた。
酔っぱらってる同僚から、こんな時しか聞けなさそうな、会社の危ない話を聞きだそうとか、そんな事計算しながらつき合っていたわけだ。
お祭り騒ぎみたいな場面で、俺はどうしても、そういう醒めた部分が捨てきれない。昔からそう。だから昔は飲み会の類は避けてきた。でも、最近は職場のこととか、人間関係とか色々気を使って、なんとか付き合い悪い奴と思われないように、努力して演技してたりする。
今回もいつもと同じ、仕事上の付き合いの飲み会。。。のはずだったが、今回はちょっとだけ驚くことがあって、少し考えさせられた。韓国人のおねーちゃんが、言うんだ、俺に。
「オパは仮面かぶってる。ホントの自分隠してる。見せてない。見せてください。もっと、心ひらいてください」
とな。ギクッとした。その場はテキトーに、ミステリアスキャラなんだよ、とか誤魔化したけど。。。今まで言われたことなかったから、それなりにうまくやっていたつもりだったんだけど、もしかして、誰も言ってくれなかっただけで、バレバレ?
さらに、
「オパは、女の友達たくさんいる、とてもモテる。でも、ホントに好きなひといない」
うーん。前半は大外れだけど、後半は思い当たるふしがある。正直、イマイチ、"好き"という感覚が良く分からない、というか自信がない。
今までに"好き"になったもの(人以外も含め)を振り返ってみると、どこかの時点で、"好きになる"と決めて、意図的に好きになって行ったような気がするんだ。自己暗示をかけるみたいに。
それって、ホントの"好き"とは違うんじゃないかと、ずーと思ってて、だから俺の"感情"には、どうしようもない欠陥があって、まともな人付き合い、対人関係(恋愛に限らず)を築けない人間じゃないのか、そんな疑問、不安、恐怖をずっと抱えて来た。それが、"仮面をかぶってる"って感じさせる態度の理由でもあったりするのかも。
親でも友人でもない、初めてあった、日本語もたどたどしい外国人のおねーちゃんに、ズバリ言い当てられるとは、なかなか貴重な体験だった。。。