アイシールド21、アメフトファンの呟き……

えー、原作読んでませんのであしからず。


第4話の放送で、蛭魔が”アメフトは攻撃だ、相手より点を取れば勝てる”みたいなことを言って、進は”ディフェンスが大事”みたいなこと言ってと思うのだけど、これってアメフトの話題としては一番ありがちなネタ。
で、個人的には、この議論をするとその人のアメフト歴の深さが分かる、と思う。こんな感じ。

LV.1 オフェンスの派手なプレイを好む。特にロングパス。
Lv.2 地味なラン攻撃の有効性を主張し、ラン・オフェンスの重要性を主張する。
Lv.3 ディフェンスが抑えないことにはオフェンスが始まらないことに気づき、ディフェンスの重要性を主張する。
Lv.4 試合を決めるキックの重要性を理解し、Kの重要性を主張する。
Lv.5 攻守の開始時点でのボールポジションの重要性を認識、Pの重要性を主張。
Lv.6 アメフトとは、時間と距離の力学であると気づき、オフェンスにおけるボールコントロール、ディフェンスにおけるターンオーバー、スペシャルチームのカバーなど、総合した全ての要素のバランスこそが大切と主張する。

まあ、こんな感じかなあ。だからどうしても漫画的には派手で絵になるオフェンスがメインになるのはしかたがないと分かってはいても、愚痴りたくなる。


蛭魔の揚げ足をとるだけでも、ディフェンスが点を取ることは可能(セイフティ、ターンオーバーからのリターンタッチダウンなど)なわけで、仮にオフェンスが0点でも、相手に勝つことはできる。だから、ディフェンスの方が重要っていってしまうことだってできる。


いろいろケチつけたが、アメフト普及のためには盛り上がって欲しい。多少のことなら目をつむるから。