どこまでが萌え銘柄か?
今日は全体に堅調だったみたいだけど、相変わらず萌え銘柄の勢いは目立ってるみたい。まあ、ちょっと過熱しすぎっていう冷静な意見がちらほら聞かれ出したようなので、もうすぐ終わりっぽい気もするけど、市場全体が下値をさぐるような展開が続いている間は、逆行高してる萌え銘柄に短期の資金が流入しつづけても不思議はないなあ。そんなわけで、もうしばらくは続きそう。
<今日の勝ち組:萌え銘柄>
ウィーヴ、創通、マッグガーデン、バンダイN、GDH、バンダイV、エキサイト、ケイブ、ガンホー、D3、マーベラス、ユークス、アトラス、ベクター、まんだらけ、コーエーネット、etc
このあたりかなあ。多すぎて把握しきれない……。それに、どれもS高か、それに近いし。
こうなってくると、萌え銘柄ならなんでも上がるように思えるが、げんに上がらない株もあるわけで、その境界線はどのあたりにあるのだろう?
もちろん、あからさまに萌え銘柄なところ(バンダイVとか)はいいとして、ベクターとかは、ぱっとみは萌え銘柄に見えない。けれど、ギャルゲーのサイトとか、ダウンロード販売、ネットマーブルに出資など、オンライン、萌えに絡んではいる。かと思うと、電通とか、角川とかは上がらない。電通はジェネオンの親会社だし、角川はエンターブレン、メディアワークスの親、どちらも言わずもがなの”萌え”の総本山。でも、まったく無反応。
ちがいがあるとすれば、どうもやっぱり、浮動株の数みたいだ。今日上がったところはどこもみんな浮動株が少ない。浮動株が少ないと、一度動意づいて注目を集めると、途端に需給バランスが崩れて、あっというまにストップ高。逆もしかりで、落ちるときも早い。このパターンだと、S高が二回までは続くことになる。S高で動意づき、人が集まり、またS高。上げすぎから利確がでて、下げる。しばらくほかの銘柄を物色して、また出来高が下がってくると、人が集まってきてまた上がる。
ここ二日のマッグガーデンのパターンはそんな感じなんじゃないかなあ。とすると、明日上がりそうな株の条件は……
- 浮動株が少ない(浮動率×発行済み株式数<5、6000ぐらい?)
- 今日が初動(出遅れ感が顕著だった、あるいは、ここしばらく調整していた)
上二つの条件を満たす株は、ウィーヴ、GDH、ケイブ、ユークスの四つ。さらに、まだ動意づいてない、出遅れ萌え銘柄としては、東北新社<2329>なんてどうでしょう? 個人的には、『アクエリオン』かなり期待してるんですけど……。